巨人・原監督続投へ 山口オーナー絶賛「本当に立派な手腕」

 巨人の山口寿一オーナー(63)が13日、東京ドームを訪れ広島戦を視察。来季が3年契約の3年目となる原辰徳監督(62)の続投を明言した。また、長嶋茂雄終身名誉監督(84)が健康状態が良好であることや、渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(94)が日本一奪回を期待していることを明かした。

 両リーグ最速で60勝に到達し、独走Vへ突き進む原監督の戦い方について、山口オーナーは「本当に立派な手腕だと思います。1、2、3軍をワンチームに束ねて、ジャイアンツ全体を活性化させている」と高く評価。3年契約の最終年となる来季についても「当然、続投」と引き続き指揮権を託すことを明言した。

 今季はコロナ禍により過密日程となったが、若手を積極起用するなどマネジメント力を絶賛。「休ませるべき選手を休ませ、ファームから引き上げるべき選手を引き上げ、選手の力をよく引き出している」と評した。

 18年に3度目の監督就任を要請し、編成権もつかさどる全権監督として就任。2年目の今季は4件のトレードを成立させた。山口オーナーにも野球界全体を考え「選手を飼い殺しにしたくない」と訴えたという。

 一方、自軍もウィーラー、高梨といった補強組が活躍し「非常にしっかりした考えを持ちトレードを進めている」と同オーナーは絶賛。頻繁に会話している渡辺主筆も「日本一になれるかもしれない、非常に楽しみにしています」と語っていたという。

 胆石を患っていた長嶋終身名誉監督についても「おかげさまで体調は良く、ご機嫌も良い。何かしら、皆さんの前で姿を見せる場を作れたら」と話した。

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