巨人、タイムリー欠乏症…22イニング適時打なし 逆転負けで最短Vは20日
「中日3-2巨人」(12日、ナゴヤドーム)
巨人は逆転負けで3連戦カード負け越し。中日との今季最終戦を飾れず、マジックは「12」のままで、最短Vは20日となった。
二回、先頭・岡本の左前打と丸の二塁打で無死二、三塁とすると、ウィーラーの遊ゴロの間に先制。続く大城の左犠飛で追加点を奪い、効率よく2点を先制した。
しかし、先発の桜井がその裏2死からシエラに四球を与えると、次打者・阿部に左翼スタンドに同点2ランを被弾。さらに8番・木下拓に四球を献上し、ピッチャーの福谷に右中間を破られる勝ち越しの適時二塁打を浴びた。
打線は三回の無死一、二塁のチャンスを逃すと、続く四回も1死二塁で後続が凡退。その後も得点圏に走者を進めながらも、あと一本が出ず、中日の継投策にかわされた。これで22イニング連続でタイムリーなしとなった。
桜井は5回1/36安打3失点で7月26日・ヤクルト戦以来となる3勝目はならず、4敗目を喫した。