出れば勝率グーンとアップ オリックス安達、監督交代後出場試合19勝10敗に「すごいですね」

 「日本ハム5-7オリックス」(11日、札幌ドーム)

 オリックスの安達は初回1死二塁から中前に先制適時打。1点差に迫られた七回1死三塁から左前適時打で貴重な追加点を挙げた。

 三回にも遊撃内野安打を放っており、7月12日・日本ハム戦以来、今季2度目の猛打賞となった。

 好調の要因を問われると「今年は毎試合毎試合出るのではなくて、いい感じに休めている。いい感じで試合に入れているのがいいと思います」

 持病の潰瘍性大腸炎を考慮され、首脳陣は週に2日休養日を設けている。これが攻守に亘り好影響を与えている。特に中嶋聡監督代行が就任してからは安達出場の試合は19勝10敗1分け、勝率・655と大きく勝ち越している。

 「すごいですね」

 驚きの表情を見せた。となれば、全試合出場も期待されるが。

 「いや、それは(苦笑)。自分の出られる試合は全部勝ちたい」

 こんな活躍ぶりに中嶋監督代行も「体のことがあって、なかなか全部というわけには行かないけど、出た時にああやって活躍してくれるというのは心強いです。やっぱり正尚の前と後ろ。この2人は非常に難しくなってくる。ああいう仕事をしてくれれば非常に楽になるのかなと思います」と高評価していた。

 安達の活躍もあり中嶋監督代行の就任以来の成績は44試合で21勝21敗2分け、5位・日本ハムとは再び4・5ゲーム差となった。

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