ソフトバンクや米・大リーグなどで活躍したＢＣ栃木・川崎宗則内野手が、阪神、ロッテ、米大リーグのツインズでプレーした同僚の西岡剛内野手と共に１０日、ＭＢＳ「せやねん！」に出演。デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏と対談した。

　狩野氏が栃木の練習場に訪れて今回の対談が実現した。ＮＰＢ復帰を問われた川崎は「ＮＰＢは目指してません」とキッパリ。「その代わり台湾球団ＣＰＢＬを目指してます。去年、半年行かせてもらって、野球観が違う。面白いと思ったし、自分もここでもう１回プレーしたい。言葉も覚えて、台湾１位を目指して野球をやりたいなと」と語った。

　川崎といえば、米大リーグでも陽気なキャラクターで人気を得て、さらに昨年は台湾リーグにも挑戦した。狩野氏から言葉の不安について問われると「あるある！」と即答。だが「言葉は方言だから。例えば関西の『あかんで』ってうつる。それを学ぼうとしたら、勉強なんかしちゃダメ。人としゃべったらうつるじゃないですか」とペンを動かす真似をしながら、独特の語学マスター法をアピール。さらに「我是　川崎宗則　叫」（私は川崎宗則だ）と流暢な中国語を披露した。