英明が9年連続の四国大会へ 高松商との接戦を制す

 「秋季高校野球香川大会・準決勝、英明8-6高松商」(10日、レクザムスタジアム)

 英明が高松商との接戦を制して決勝に進出。9年連続の四国大会出場を決めた。

 ここまで3戦すべてでコールド勝ちし、打ち勝ってきた打線がこの日も火をふいた。1点リードの五回、4番・池本生内野手(1年)、5番・逢澤杏哉外野手(1年)の連続二塁打など5本の安打を集めて3点を追加。八回にも2本の適時打で2点を奪い、粘る高松商を振り切った。

 先発の石河大空投手(2年)は5失点しながらも、無四球で完投。昨年の秋もエースナンバーを背負った右腕は「強気で強気で攻めていこうと。強気じゃないと抑えられない」と、気持ちを前面に押し出した。九回2点差に迫られ、なおも2死三塁で一発同点の危機。五回に2ランを放っている高松商・浅野翔吾外野手(1年)を迎えても「打たれたら…とかは思わなかった。むしろ今度は抑えてやると思ってました」と、こん身のカットボールで空振り三振に抑えた。

 これで9年連続の四国大会の舞台へ。「自分たちのやるべきことに集中して、迷いをなくす。相手に合わせるとかそんな器用なことできませんから」と香川純平監督。18年以来のセンバツへ、迷うことなく突き進む。

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