ソフトバンク・工藤監督 3連敗に危機感「強い気持ちを持って臨まないと」
「ソフトバンク1-3ロッテ」(9日、ペイペイドーム)
ソフトバンクは首位攻防の初戦を落とし、引き分けを挟み3連敗。首位の座はかろうじて守ったが、ロッテにゲーム差なしの勝率1厘差に迫られた。
工藤監督は「(2失点の)初回は結果的に見たらポイントだったし、もったいなかったが、トータルでは3失点。投手はリリーフも含めて自分たちの仕事はしたと思います」と話した。打線が“天敵”のロッテ二木の前に沈黙。先制された直後の一回裏に中村晃が6号ソロを放って反撃したが、その後はチャンスもほとんど作れなかった。
二木に対しては今季3連敗。2019年4月6日から2年越しで7連敗となった。
チームとしてもロッテとの対戦成績はこれで4勝11敗1分。得意のはずのホームゲームでも勝てない。6月19日の開幕戦に勝利したのみで以降6連敗となった。工藤監督は「同じところに立たれた。食うか食われるか、やるかやられるかという強い気持ちをもって臨まないといけない。まだ(残り)試合があると考えるのではなく、今日しかないんだという強い思いをもって明日からしっかり臨みたい」とファイティングポーズを改めて強調した。