ヤクルト・浜田が勝ち越し弾 打撃戦でキラリ

 「広島-ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)

 壮絶な打ち合いとなった。開始3時間で、試合経過は六回表。両軍共に2桁安打を放つ乱打戦は、五回に広島が同点としたが、6回にヤクルトが打者10人で一挙6点を奪う猛攻を見せた。

 同点とされた直後の六回が、ビッグイニングとなった。前の回で守備から途中出場した、売り出し中の若手・浜田が勝ち越し弾を放ち、反撃ののろしをあげた。

 エスコバーが3安打目を放ち、山田哲の右前打で好機拡大。ここで広島ベンチは菊池保を投入するも、ヤクルト打線を止めることができない。村上の打球は二ゴロ併殺に思われたが、これを遊撃・田中広の悪送球で適時失策に。相手のミスで勢いを加速させると、青木が18号2ランで続いた。

 2死走者なしとなったが、西田に四球を与えると、代打・宮本が右前打。一、三塁を作ると、暴投の間に二塁へ進塁し、西浦の2点適時打でさらに2点を奪った。

 広島は先発の床田がいきなり4点を奪われる波乱の幕開けとなった。そこから立ち直り、五回には中村恭が無失点に抑え、直後に同点とするいい流れを作ったが…。六回が大きな落とし穴となった。

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