ヤクルト・山崎、中日・京田が美技共演 ともに青森山田-日大からプロ入り
「中日4-0ヤクルト」(7日、ナゴヤドーム)
後輩の好守連発に、先輩であるヤクルトの山崎も美技で意地を見せた。
八回に守備から途中出場。中堅の守備に就いた直後だった。木下拓の大きな飛球が、山崎の頭上を襲った。大歓声の中で抜けるかに思われた打球を、山崎が背走しながらジャンピングキャッチ。フェンスに激突しながらも、白球をつかんで離さなかった。1点を守る大きなプレーに、ヤクルトファンだけではなく、中日ファンも賛辞の拍手を贈るビックプレーとなった。
この日は中日の京田が好守を連発していた。二回に嶋の打球をダイビングキャッチでアウトにすると、三回には難しい打球に対して6-4-3の併殺を完成させた。
山崎と京田は、青森山田-日大からプロ入りした先輩後輩だ。敵同士ではあるが、好守で球場を大きくわかせた。