コロナ禍のロッテが一丸勝利!井上が豪快弾 九回は益田が大ピンチをしのぐ

オリックスの追撃をかわしタッチをかわす井上晴哉(左から2人目)らロッテナイン=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ4-1オリックス」(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテがチーム一丸で逃げ切り。前日、主力が新型コロナウイルスに感染して大量離脱したが、重い空気を振り払う1勝となった。

 強烈な先制パンチが、チームに勇気を与えた。一回、2死からの連打で一、二塁とし、井上が右越えに13号3ラン。前夜はわずか2安打で完封負けを喫したが、この日は初回から主導権を奪った。

 1番に抜てきされた2年目、藤原も役割を果たした。五回の右前への今季初安打は得点に結びつかなかったが、七回は無死一、二塁で三塁前への送りバント成功。初球でしっかり走者を進め、中村奨の中犠飛につなげた。

 投手陣は先発の小島が6回6安打1失点の力投で7勝目。七回から継投に入り、唐川、沢村が無失点。九回は益田が1死満塁のピンチを招いたが、何とか逃げ切った。

 4日に岩下のコロナ感染が判明し、前日6日には鳥谷、角中、荻野、藤岡ら7選手が陽性。濃厚接触者の4選手も合わせ、11人が登録抹消。一夜明けたこの日は岡も濃厚接触者と追加特定され、離脱した。

 厳しいチーム状況のなか、井口監督の「いる選手でやらないといけない」との言葉通り、それぞれが役割を果たした。

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