3回途中降板の巨人・戸郷、マウンド上で鼻血「状態悪いわけではないが…」

 「阪神1-7巨人」(4日、甲子園球場)

 巨人の戸郷翔征投手が三回無死満塁のピンチを招き降板。自己記録を更新する9勝目はお預けとなった。鼻血を出したもようでトレーナーとともにそのままベンチへと下がった。

 二回まで無失点に抑えていたが、三回、先頭の北條に左中間二塁打を浴びると糸井、サンズに連続四球。無死満塁から大山に押し出し四球を与え、降板。トレーナーも駆けつけたが鼻血を止めにいったという。

 「状態が悪いわけではありませんでしたが、長いイニングを投げられませんでした。自分自身をコントロールできるようになることが課題です」と戸郷。投球内容に原監督も「先発ピッチャーのリズムがとれなかったですね」と険しかった。

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