ヤクルト投手戦が一変…1イニング3被弾で神宮暗転 一挙6失点
「ヤクルト-広島」(3日、神宮球場)
本拠地が悲鳴に包まれた。緊迫した投手戦から突然の暗転。広島打線に七回の猛攻を受け、ヤクルトが1イニングで悪夢の3被弾を献上だ。
1点を争う投手戦で、両軍のゼロ行進が続いた。ヤクルトのスアレスが6回6安打無失点を見せれば、森下は6回4安打無失点。1点が遠い展開だったが、七回に試合は一気に動いた。
まずは先頭の長野に先制6号ソロを被弾すると、ここから好投を見せていた助っ人が一気に崩れる。連打を浴び、大盛には1号3ランを献上。ここでヤクルトベンチは中沢を投入したが、今度は松山に2ランを放たれ、一挙6失点。重い展開は、一気に相手に傾いた。
スアレスは今季ここまで4勝無敗。大きく崩れることはなく、この日も先発として試合を作っていた。
一方のヤクルト打線は、新人の森下を3度目の挑戦でも攻略することができず。7回6安打無得点と封じ込められ、いまだ反撃の糸口を見つけられないでいる。