巨人、投手交代でドタバタ珍事 「デラロサ」アナウンスも中川現る
「阪神4-7巨人」(3日、甲子園球場)
巨人の投手交代に珍しいドタバタがあった。九回に阪神・近本が巨人・宮国から3ランを放った後、原監督が投手交代を告げた。場内アナウンスでは「ピッチャー、デラロサ」とコールされたのだが…。
リリーフカーに乗って現れたのは中川だった。車から降りてマウンドへ向かおうとしたところで間違いを指摘されると、そのままベンチへと戻った。
リリーフカーもいったんグラウンド外へと戻り、今度はデラロサを乗せて現れた。原監督もベンチで厳しい表情を浮かべ、吉村作戦コーチらと言葉を交わした。
結局、デラロサは北條を打ち取り、ゲームセット。阪神の猛追をかわして3点差で逃げ切った。
試合後、元木ヘッドコーチは「連絡ミスだね。(ベンチ内で)しゃべってたら違うヤツが出てきた」と説明。原監督は「締まりの悪いゲームになったというところですね」と嘆いた。