ロッテ連敗…井口監督は「中継ぎが今、頑張っている」沢村が移籍後初被弾で初黒星

 延長10回、メヒアに先制の左越えソロを打たれ肩を落とすロッテ・沢村=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
 延長10回、投手交代を告げるロッテ・井口監督(左)=撮影・開出牧
 9回、森を中飛に打ち取り、和田(右)とタッチをかわすロッテ・益田=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ0-1西武」(2日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが痛恨の2連敗を喫し、首位ソフトバンクとのゲーム差が2に広がった。

 打線が沈黙した。延長十回まで戦い、完封負け。3安打ながらも8四死球と出塁はしたが4併殺打も響き、本塁が遠かった。井口監督は、険しい表情を浮かべて「チャンスはあった。やるべきことができないで勝てなかった。もっと練習しないといけない」と苦言を呈した。

 投手陣は奮闘した。先発・二木が8回を無失点に抑え、九回に守護神・益田を投入。3番手でマウンドに上がった沢村が、延長十回にメヒアに決勝アーチを食らった。沢村は巨人からトレード移籍後、10試合目の登板で初被弾&初黒星。自身が登板した2試合連続で失点を喫した。

 だが指揮官が、投手陣を責めることはなかった。「中継ぎが今、頑張っている。そこに託しました。これはピッチャーのせいじゃない」とはっきりとした口調で語った。打線が拙攻を繰り返しただけに「ピッチャーに申し訳ないかなと思います」と厳しい表情を浮かべた。

 これ以上、宿敵のソフトバンクに差を広げられるわけにはいかない。井口監督は「あしたから引き締めてやっていきたい」とナインに奮起を促すように語った。

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