オリックス あと1点及ばず 中嶋監督代行「いけるかなって一瞬思ったんですけど」

 「オリックス6-7西武」(1日、京セラドーム大阪)

 オリックスは1度は3点差を逆転しながら八回にヒギンスが中村に同点打、山川に来日初被弾となる2ランを喫した。九回にT-岡田の一発が飛び出すが及ばず惜しい敗戦となった。

 五回の逆転、六回の追加点と理想的な攻撃となったが、中嶋聡監督代行は「うーん、そうですけどねえ。いやあ、取ったあとのホームランも痛かったし、決められたホームランも」と一発攻勢に沈んだ場面を悔やんだ。

 この日は登板が多かったディクソンをベンチから外し、休養を取らせた。その中でもヒギンスを八回に起用した。

 「相手の打順を考えたらヒギンスに任せようと思っていた。そこを変えるよりは、いつもの準備をしてくれた方が、と思いました」

 先発・田嶋はまさかの3被弾で勝利投手の権利は得たものの七回途中4失点だった。

 「ちょっと苦しい投球になりましたかねえ、そこまでこう。悪くない、のか、どうなんだろ。それにしては、源田選手のホームランは、失礼ですけどね、予期せぬというか、不用意でもないんですけどね、高さ的にも。向こうがうまく打っていますんで、こういうことももちろんある」

 ここのところは先制点を奪って、流れをこちらに持ってきた中で試合を進めてきたが、先行を許す格好になった。

 「先行できるチャンスで、先行できなくて、ちょっと流れが違うのかなって自分らでも思ってしまうんでね、それでもひっくり返す力がついてきてるのかなと。九回もいけるかな、って一瞬思ったんですけどね。勝つチャンスがあるんだったら、最後まで勝ちきりたいと思いますし、あのまま逃げ切る、もう1回追加点を取るという点では、もうちょっと何とかできたのかなという気はしますけどね」

 中嶋監督代行は就任以来、36試合で17勝17敗2分けとなった。

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