専大松戸、延長十六回タイブレークを制し4強進出 千葉学芸は投球回数制限で無念

 「秋季高校野球千葉大会・準々決勝、専大松戸7-6千葉学芸」(27日、千葉県野球場)

 専大松戸が延長十六回タイブレークで4時間25分に及ぶ激戦を制した。

 千葉学芸の先発・北田悠斗投手(2年)が15回15安打6失点と粘りを見せたが、1投手につき15回までの投球回数制限を上回るため十六回で無念の交代。2番手に代わった直後、専大松戸は1死満塁のチャンスを作り、9番・石神遥樹外野手(2年)のサヨナラスクイズで、4強入りを決めた。専大松戸の先発・深沢鳳介投手(おうすけ・2年)は12回11安打3失点と力投した。

 取っては取られてのシーソーゲームでの勝利に持丸修一監督(72)は「こうして勝っていけばだんだん強くなる」とうなずいた。

 6-6で迎えた十六回、1死満塁で打席に立った石神に持丸監督は「1番得意なことをやれよと。(石神は)セーフティーバントが得意だから」と指示。石神自身も「打つよりバントの方が1点が入る確率が高いと思った」と持丸監督の意図をきっちりくみ取り、期待に応えた。

 関東大会出場をかけた戦いは続く。10月3日の準決勝に向け石神は「時間があくけど、無駄にしないで、今日反省も出たので、1週間でつぶして、絶対に勝つつもりで挑んでいきたい」と意気込んだ。

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