楽天・浅村「悔しい思いはずっと持っていた」3発7打点で球団通算1000勝に貢献

8回、この試合3本目の本塁打となる3ランを放ち、ナインに迎えられる楽天・浅村=楽天生命パーク
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 「楽天12-4ロッテ」(22日、楽天生命パーク宮城)

 楽天が14安打12得点で快勝し、球団創設16年目で節目の通算1000勝を挙げた。

 記念の勝利をたぐり寄せたのは、主砲の浅村栄斗内野手(29)だ。2点を追う四回に反撃の右翼への25号ソロを放つと、同点後の五回2死一塁では左中間へ26号2ラン。七回1死満塁では右翼フェンス直撃の適時打、さらに八回2死一、二塁でダメ押しの27号3ランを左翼席へたたき込んだ。

 自身初となる1試合3本塁打を含む4安打7打点。「最近(打撃の状態は)ずっと良くなかった。もどかしさもすごいあったし、悔しい思いはずっと持っていた」という。その中で復調を示す結果に「きっかけにしないといけない。いいところで1本打つのが自分の仕事。そこは引き続き頑張っていきたい」と話した。

 球団通算1000勝に三木監督は「こういう日にチームにいさせていただいて、僕も本当に感謝。いろんな方のご尽力が集まった中での1000勝を達成できたが、一番の支えとなっているのはファンの方の声援。これは間違いないと思う」と感謝の思いを表した。

 チームは約1カ月ぶりの3連勝で、CS進出圏内となる2位・ロッテとは4差。浅村は「(ロッテ3連戦)勝ち越しじゃダメ。全部勝たないと縮まらない」と上位進出へ、強い気持ちを示していた。

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