ロッテは２１日、元中日のチェン・ウェイン投手（３５）の獲得を発表した。

　台湾出身の左腕で中日では１２７試合に登板し、３６勝３０敗、防御率２・５９。米大リーグのオリオールズやマリナーズに在籍し２１９試合に登板して５９勝５１敗防御率４・１８。新背番号は５８に決定した。

　チェンは球団を通じて「マリーンズに入団できて、とてもうれしく思います。日本一になれるように全力で頑張ります。マリーンズは１０年に日本シリーズで負けた時の印象が強いです。悔しかったです。あと応援がすごく独特だったのを覚えています。ＺＯＺＯマリンスタジアムはなんといっても風ですね。風をうまく生かした投球ができればと思います。対戦したい打者はたくさんいますが、あえて一人挙げるとすればホークスの柳田選手です。とにかくチームの勝利に貢献できるように精いっぱい、頑張ります」とコメントした。

　チェンはすでに１９日に来日。千葉市内で２週間の隔離期間を経てチームに合流する予定。これを受けてチェンの入団会見は隔離期間が終了する１０月５日以降を予定。

　今季中のトレードで巨人から沢村拓一投手を獲得したロッテがさらなる投手力の強化を行った。