ヤクルト・高津監督「勝ちにいって点を取られたわけなので」清水、石山をねぎらう
「ヤクルト2-3広島」(19日、神宮球場)
連勝は「3」で止まり、痛恨の逆転負けを喫した高津ヤクルト。悔しい敗戦にはなったが、試合後の高津監督は打たれた投手2人をねぎらった。
坂口の2ランで逆転に成功し、六回を梅野、七回をマクガフでつないだ。それでも八回に清水が堂林に同点弾を被弾し、九回の広島中軸を守護神・石山が無失点に抑えたが、延長十回に大盛に決勝点となる適時内野安打を許した。
試合後の高津監督は今季2敗目を喫した石山について、「ちょっと最後は浮いてしまったかな」と切り出した。それでも「神経を使ってあそこまでいった、難しいところ」とし、「清水にしても、石山にしても勝ちにいって点を取られたわけなので、次また頑張ってほしい」と背中を押した。
これまで幾度となくチームを救ってきた2人だ。切り替えて次戦へ。指揮官が悔しさを押し殺し、前を向いた。