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ヤクルト・歳内 1603日ぶり1軍マウンド 5年ぶりの勝利ならずも粘投5回2失点

 「ヤクルト3-2DeNA」(16日、神宮球場)

 元阪神で四国ILp・香川から新加入したヤクルト・歳内宏明投手(27)がDeNA戦に先発し、5回を8安打2失点と好投した。1軍登板は2016年4月27日・巨人戦(甲子園)以来、1603日ぶり。NPB復帰戦で5年ぶりの勝利はならなかったが、チームの連敗ストップに貢献した。阪神から戦力外通告を受け、独立リーグでチャンスをつかんだ右腕が、力強く再スタートを切った。

 試合後の表情は晴れやかだった。四国ILp・香川からNPB復帰を果たした歳内が1603日ぶりに1軍戦に登板し、5回を8安打2失点。「今出せる最大限の力を出すことを考えて、必死で投げました」。粘りの投球で試合を作った。

 拍手を背にマウンドへ。だが、「緊張してたんで覚えていません」。ただ気迫はみなぎっていた。初回、1死一、二塁のピンチを招くも、佐野の飛球を左翼・青木が前進して好捕。飛び出していた二塁走者は戻れず、ダブルプレーで無失点スタートを切った。

 「1軍クラスのバッターはコースがよくても高ければ外野の前に落とす技術がある」と痛感。だが最速146キロ速球にフォーク、スライダーを制球良く投げ込み、四回まで得点は許さなかった。

 1点のリードをもらって迎えた五回。1死二、三塁とされ、梶谷に中前適時打、なおも一、三塁でオースティンに勝ち越しの中犠飛を許した。さらに安打と四球で2死満塁。「まだ1点差だったので、最少失点でいけば味方が逆転してくれると思っていました」。浮き足立つことなく宮崎を二ゴロに仕留め、追加点は与えなかった。

 その言葉通り、打線が七回に2点を奪って逆転。連敗を6で止めた。高津監督は「ちょっと阪神の時のイメージがわかなくて、初めて見た形なんですが」と明かしつつ、「いろんな球種でストライクが取れる。独立リーグにいって成長してこっちに戻ってきたのかなと」と評価した。

 阪神時代は主に中継ぎで、挙げた2勝もリリーフでのもの。香川で先発として5勝0敗と好成績を残してきた歳内は、「前の2勝と違って次は先発で勝ちたい」と意欲をみせる。右肩故障、戦力外通告からはい上がってきた苦労人が、次回登板で5年ぶりの勝利を目指す。

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