ヤクルト6連敗で脱出 代打・宮本が決勝内野安打 先発・歳内は粘りの5回2失点
「ヤクルト3-2DeNA」(16日、神宮球場)
ヤクルトが引き分けを挟んでの連敗を6で止めた。
四回に村上の13号ソロで先制。五回に逆転を許したが、1点を追う七回、DeNA2番手・エスコバーを攻め、2死一、二塁とし、代打・荒木が左前に同点適時打。さらに3番手・平田から代打・宮本が決勝二塁内野安打を放った。
先発は新加入の歳内。昨季限りで阪神を戦力外になり、今季は四国IL・香川でプレー。9試合で5勝0敗、防御率0・42の成績を残し、6日に投手陣の補強を目指していたヤクルト入りした。
阪神在籍時の2016年4月27日の巨人戦以来、1603日ぶりの1軍マウンド。走者を許しながら粘りの投球を披露。1点リードの五回に逆転を許しての降板となったが、毎回の8安打されながら2失点と粘りの投球でつないだ。
2番手の梅野は2回をパーフェクトに抑える好投で逆転を呼ぶ。八回は3番手・清水が三者凡退。最終回は守護神・石山が神里、柴田を連続三振、続く代打・山下を左邪飛に抑えた。梅野は今季初勝利。
ヤクルトは8カード連続負け越し中。このカードを1勝1敗とし、17日は久々のカード勝ち越しを狙う。