ロッテ 痛恨の逆転負け…連勝3でストップ 先制すれば負けない“神話”止まった
「西武4-3ロッテ」(15日、メットライフドーム)
ロッテは痛恨の逆転負けを食らった。勝利の方程式が崩れ、先制すれば負けない“神話”が22連勝で途切れた。
落とし穴は八回。先発の石川が1点差に迫られ、なおも1死二塁。この日、石川から2安打を放っている源田を迎え、セットアッパーのハーマンを投入した。源田は二ゴロに抑えたが、2死三塁の場面で助っ人右腕は、スパンジェンバーグに逆転2ランを浴びた。
井口監督は「(ハーマンは)ベンチが最善の策で送り出したピッチャー。これはベンチの責任」と選手を責めることはなかった。8連戦の真っ最中で、極力リリーフを使いたくない事情もあって石川を八回も続投させた。「本人も『行ける』ということだった」が、結果的に継投が裏目に出た。
首位のソフトバンクも敗れ、ゲーム差は0・5のまま。「また切り替えて頑張っていく」と指揮官。頂点をつかみ取るため、今後は隙を見せずに勝ちをつかむ。