ロッテ・安田、適時打3本4打点 井口監督「4番の仕事をしてくれた」
「ロッテ9-2オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
不振脱却の兆しが見えた。ロッテの若き4番、21歳の安田が3本の適時打を放ち、2年ぶりに4打点をマークした。いずれも2死の場面で、中堅から逆方向の左へはじき返し「まさか3本も打てるとは思っていなかった」と顔をほころばせた。
一回2死二塁は左中間へ先制の二塁打。「最近はチャンスで全く打てず、試合前はすごく緊張していた。ほっとした」。これで波に乗ると三回は左中間に適時二塁打、七回は左前へ2点適時打。「構えが小さくなり、余裕がなくなっていた」との反省から7月の好調時の打撃フォームに戻したことが奏功した。
井口監督は「4番の仕事をしてくれた」とご満悦。再び首位ソフトバンクに1ゲーム差に迫り、安田は「優勝の戦力になれるように頑張っていく」と言い切った。