ロッテの若き4番・安田が3安打4打点の大活躍「優勝できるよう」 首位と1差に

ヒーローインタビューを終えガッツポーズを決めるロッテ・美馬(右)と安田=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
1回、先制の二塁打を放つ安田=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
 7回ロッテ2死満塁、安田が左前に2点打を放つ=ZOZOマリン
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 「ロッテ9-2オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが終盤にオリックスを突き放して快勝。首位・ソフトバンクとの差を1ゲームに縮めた。

 若き4番・安田が打線を牽引した。初回、2死二塁から中堅左への適時二塁打で先制点をもたらした。

 「ずっとここ最近チャンスで打っていなかったので、試合前から緊張していて。打ててホッとしました」。ここ4試合、16打数2安打1打点7三振、打率・125と不振をかこっていたが、この一打でもやもやもが吹っ切れた。

 「追い込まれていたので何とか食らいついていこうと」と、三回の2死一、二塁でもセンターへの二塁打を放ち、2点目をたたきだした。

 トドメは七回だ。1点を勝ち越してなお2死満塁で入った第4打席。左前へはじき返す2点タイムリーで試合を決めた。

 チャンスで巡ってきた場面でことごとく走者をかえす勝負強い安田の打撃に、井口監督は「きょうは4番の仕事をしてくれた。本人もホッとしたと思う」と目を細めた。

 安田は「ここ最近は打ちたいと、自分のスイングができなかったけど、きょうは自分のスイングができた。チームの皆さんに助けてもらっているけど、優勝できるように、少しでも戦力になれるように頑張っていきたい」と声を弾ませていた。

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