巨人・原監督が川上哲治氏に並ぶ球団最多の監督通算1066勝 長嶋氏も祝福

 「中日4-5巨人」(9日、ナゴヤドーム)

 巨人の原辰徳監督が監督通算1066勝目の白星を挙げ、川上哲治氏が持つ球団最多勝利に並んだ。

 坂本が3発の花火で指揮官の節目を祝福した。まず三回に右中間へ先制12号2ラン。1点差に詰め寄られた六回には13号ソロをレフトへ放った。同点とされた直後の七回にはレフトへ14号ソロ。プロ入り初の3打席連続本塁打で、勝利に大きく貢献した。

 原監督は通算1066勝798敗61分け。川上哲治氏は1066勝739敗61分け。なお、監督通算勝利数では2人を上回る水原茂氏は、巨人での監督成績は881勝499敗29分け。

 球団の終身名誉監督である長嶋茂雄氏は「1066という通算勝利数は大変立派であるが、それ以上に注目すべきは、やはり、川上さんの記録に並んだということにつきるだろう。川上さんは、プロ野球史上唯一のV9を成し遂げた方である。シンプルな言葉になるが、それは本当に凄いことであり、大変意義のあることといえるだろう。原監督は、まさにジャイアンツの歴史を塗り替えた一番の名将となった」と祝福のコメントを寄せた。

 プロ野球最多勝利監督は鶴岡一人氏で1773勝1140敗81分け。

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