NPB斉藤コミッショナー「どの球団も財政的に苦しい」入場制限緩和要望書提出背景

 日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が8日、観客入場制限緩和を求める要望書を西村経済再生担当大臣室宛に送付した。

 現状の政府方針では、9月末まで「上限5000人、または収容の50%の小さい方」という制限となっているが要望書では「上限2万人、または収容の50%のどちらか少ない方」への移行を求めた。

 この日、オンラインでの会見に臨んだプロ野球の斉藤コミッショナーは「新型コロナウイルスと経済活動のバランスを取ることが大事なことかと思い、(Jリーグの)村井チェアマンと相談し、一緒に要望書を提出させてもらうこととなった」と説明。緩和された場合の実施時期については「どの球団も早ければ早い方がいいという感じだった。どの球団も大変財政的に苦しいので、早くできるのなら喜んで早くやらせてもらう」と話した。

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