立命大・桃谷は阪神・井上らを刺激に2戦連続安打 昨夏の履正社甲子園Vメンバー

 「関西学生野球、立命大7-3関学大」(6日、わかさスタジアム京都)

 開幕から連勝した立命大にあって、2試合連続で「1番・右翼」でスタメン出場したのが、昨夏の甲子園日本一メンバーの桃谷惟吹外野手(1年・履正社)だ。前日が2安打、この日が1安打と2試合連続安打を記録。「昨日の1試合目は緊張しましたけど(先輩から)『思いきってやったらいいから』と言ってもらっていて、思いきってやるだけだなと思ってました」と振り返った。

 昨夏の甲子園でも、1番打者として史上初となる5戦連続先頭打を記録するなど、履正社初の日本一に貢献。大学でも1年生ながら、1番に抜てきされている。後藤昇監督は「彼が打つとベンチが盛り上がる。すごく貴重な存在で勢いが付く」と明かす。期待は大きい。

 昨夏の日本一メンバーもそれぞれ野球を続けており「ものすごく刺激を受けます」と話すが、その中の1人に、阪神の2軍で4番を打つ井上広大外野手がいる。「井上ともたまに連絡を取ります。2軍で4番を打っていますが、高校で一緒にやっていて今はプロで活躍しているのですごく刺激になっています」と力を込めた。

 5日から開幕したリーグ戦に関しては「チームとしては優勝しか狙っていないので。個人では、ベストナインとか首位打者は狙っていかないといけないと思っています」と目標を掲げ、その上でさらに目指すものもある。オリックスの田口壮野手総合打撃コーチが、関学大時代に記録したリーグ記録の123安打だ。

 今年は春季リーグが中止となっているものの「まだ3本しか打ってないのですごく遠いですが。リーグ戦の安打数は入ったぐらいのころに監督さんからは目指せと言われているので」と、チームのためにも安打を積み重ねていく。

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