巨人9日にもマジック点灯 藤浪を攻略11得点「チーム全体でいい攻撃ができた」

 「阪神2-11巨人」(5日、甲子園球場)

 巨人は強力打線の猛攻撃で序盤に早々と決着をつけた。藤浪から三回までに7得点を奪い、めった打ちにした。最終的には10安打で2桁11得点の大勝。原監督は「一人が打ったからといってもこうも点は入りません。チーム全体でいい攻撃ができた」と満足げだった。

 三回には打者一巡の猛攻を浴びせた。甲子園で虎党の怒声も飛び交う中、攻撃の手を一切緩めない。1死満塁から丸の押し出し後ウィーラー、大城、吉川尚と3連続適時打。今季初対戦の8月5日に黒星をつけた右腕から連勝し、指揮官は「対戦数はかなりある投手ですから、記憶の中に対策が入っている」。150キロ超の直球に振り負けず攻略した打者陣を評価した。

 一方的な展開となり五回に坂本を、六回には丸、ウィーラーといった主力を下げ、13連戦のさなかに、休ませることができた。「まあ、そうそうあるゲームではないですね」とニンマリの原監督。最短で9日にもマジックが点灯する。9月は4勝1敗と勢いが増した原巨人がリーグ連覇へ加速しそうな気配だ。

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