楽天・則本昂が4勝目 832日ぶりの完封は逃す「最後までいきたかった」

6回日本ハム2死、近藤(右)を二ゴロに打ち取り、グラブをたたく楽天・則本昂=札幌ドーム
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 「日本ハム1-4楽天」(21日、札幌ドーム)

 楽天・則本昂が九回途中1失点の好投で7月3日以来の4勝目。自身の連敗を3で止め、チームは引き分けを挟んで2連勝となった。

 則本昂は8回まで3安打無四球無失点の好投。2018年5月12日のオリックス戦以来、832日ぶりの完封が期待される中、九回に無死から西川、渡辺、近藤に3連打を浴び、1点を失い降板。8回0/3を6安打1失点、9奪三振だった。続く無死一、二塁のピンチはブセニッツが抑えた。

 則本昂は「最後までいきたかった。しっかりと強い真っ直ぐを投げて。そうすれば変化球も生きる。そういうピッチングができた」と振り返った。

 打線は0-0で迎えた六回、2死から四球で出塁した浅村を一塁に置いて、島内の適時二塁打で先制。七回1死一、三塁から小深田のセーフティースクイズで加点。九回、2死二塁から浅村がバックスクリーン左に16号2ランを放ち試合を決めた。

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