オリックス・山本由伸、7回1失点粘投も白星つかず 先発全員から計12奪三振

6回、オリックス・山本由伸は西武・メヒアを三振に打ち取り雄たけびを上げる(撮影・山口登)
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 「オリックス1-3西武」(18日、京セラドーム大阪)

 オリックスの先発・山本由伸の7月12日以来の勝利はならなかった。

 ピンチを作りながら粘りの投球で今季最速の156キロにフォーク、シュート、カットボール、スライダーと多彩な変化球で三振の山を築き七回まで毎回で先発全員の12三振。71奪三振は両リーグトップとなった。初回の2番・源田から二回の6番・メヒアまでは5連続奪三振だった。

 唯一の失点シーンは1点リードの五回先頭の森に二塁打を許したあと、スパンジェンバーグを一ゴロに打ち取るが、ベースカバーに入った自身と、ロドリゲスとがトスのタイミングが合わず、捕球できないままボールが転々とする間に同点に追いつかれた。

 「今日はピンチの場面でも粘り強く投げることができたと思います。先頭打者を出してしまったり、ベースカバーの部分など反省するべきところはありますが、なんとか最少失点で切り抜けられたところはよかったと思います」

 同点だったが、7回103球となったところで降板。被安打4で失点は1、自責点は0だった。

 直後の八回にヒギンスが打ち込まれ勝ち越しを許した。そのまま試合は終了し、チームは敗れた。

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