日本ハム、敗戦の光は大田の猛打賞「しっかりスイングできている」

 「ロッテ12-5日本ハム」(14日、ZOZOマリンスタジアム)

 敗戦の中でも光を放った。日本ハムの大田泰示外野手が4打数3安打2打点の活躍。7月22日のソフトバンク戦以来の猛打賞をマークした。

 二回先頭で左前打を放つと、四回の第2打席では無死一、二塁で左前への適時打。続く六回の第3打席でも、石川の変化球を左前への適時打とし、この回4点を返す契機となった。

 今季は打撃の調子が上がらなかった時期もあったが、既に脱却。前日は、疲労も考慮されスタメンを外れたが、九回に代打で出場し二塁打を放つなど、勝負強い打撃が戻ってきている。

 「きっかけは、みんなそうだと思うけど、自分の中でしっくりくるものがあって、打席の中でしっかりスイングできているのが、いい結果につながっていると思う。粘ることができたり、思い切りスイングできたりと、いい形でバットを振ることができている」と手応えを見せた大田。「明日はどうなるかわからないが、いつも通りの準備をしっかりとして試合に臨みたい」と敗戦を引きずらず、主軸の働きを続けていく。

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