オリックス最短16日自力V消滅 打順変更も不発で6連敗、借金13
「ソフトバンク3-1オリックス」(13日、ペイペイドーム)
オリックスは初回に山足の先頭打者弾で6試合ぶりに先制点を挙げるも後が続かず。7安打でわずか1得点。今季2度目の6連敗で借金はワーストを更新する13。今季初先発の張奕の奮闘も見殺しにしてしまった。
西村徳文監督は「先頭打者でそのままノっていかないといけないんですけどね。その1点だけですからね」と振り返った。
この試合ではロドリゲスを先発から外し、4番・T-岡田、5番・ジョーンズで臨んだ。
「点をどうやって取っていくかいろいろ考えながら打順を考えた。ヒット7本ですか、チャンスは何回かあったわけですから、ホームランの1点だけ。どうやって点に結びつけていくかというところですね」
2点を追う六回は1死二塁でT-岡田が三振、ジョーンズは遊飛。同じく八回は1死一、二塁でT-岡田が遊飛、ジョーンズは空振り三振に倒れた。打順変更した2人に好機が巡ってくる。狙い通りだが、得点につながらなかった。
「そこにやっぱりチャンスでまわってくるという。また明日からどうするかというところでやっていくんですけどね」
この試合では7回あった得点圏での打席で無安打。
「走者がいるところでどういう打撃をするのか、これから先やっていかないといけない。走者が一塁、得点圏というところでどういう打撃をしていくか。ヒットを打ってくれたらもちろん一番いいんですけど。言ったようにチャンスは作るんですけど、というところになっていきますよね」
田口壮野手総合兼打撃コーチは「いろんなことを考えてやって、選手も必死にやってくれているけど、流れだったり、駆け引きだったり、いろいろあるので…。なんとかもう少し(投手陣を)助けられたらいいですけど…。要因?それは、ここで申し上げることではないので。いろいろなことが考えられること。悪いとすればコーチです」と自らを責めた。
最下位に終わった昨季でも借金13はシーズン終盤の9月11日。今季47試合目。シーズンの半分も満たない段階でここまで負けが込むのは異例。打開策が見つからないままズルズル連敗を続ければ16日にも自力Vの可能性が消滅する。