巨人・坂本、今季初1番で2発 原采配はまった!連敗ストップ

 「巨人8-1ヤクルト」(12日、東京ドーム)

 不振の巨人・坂本が今季初めて1番で先発出場し、完全に目覚めた。二回、吉川尚の2点適時打で逆転し、なおも2死二塁の好機。主将は原が投じた甘い変化球を一振りで仕留め、左翼席に運んだ。20打席ぶりのHランプが8号2ラン。会心の一撃で導火線に火がついた。

 「なんとか2打席目にああいういい形で結果が出たのでホッとしています」

 六回の先頭で中尾から左翼席へ9号ソロを放り込み、七回には大下から中前打を放った。通算155度目の猛打賞で、並んでいた谷沢健一(中日)を抜き、セ・リーグ歴代単独8位に浮上。「いい歯車として」1番を託した原監督もご満悦だ。

 球団ワーストタイの6戦連続5安打以下という窮状から抜け出すため、今季初めて“サカマル”を解体。23打席連続無安打の丸も5年ぶりの6番で3安打1打点と大暴れした。

 指揮官は「何か刺激を受けたかな」と両者の復調気配に目を細めつつ、「2番、3番というのはうちの看板選手」と“コンビ再結成”を理想に掲げた。16号ダメ押し弾を放った岡本は本塁打、打点のリーグ2冠と不動心で4番の仕事を貫く。久々に投打がガッチリかみ合い、チームの連敗は「3」で止まった。

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