尽誠学園、谷佳知氏おいっ子・福島が満塁弾 5回コールド圧勝で決勝へ

 「高校野球香川大会・準決勝、尽誠学園15-0丸亀城西」(11日、レグザムスタジアム)

 尽誠学園が丸亀城西に五回コールドで大勝し、決勝に進出した。

 8点リードで迎えた三回2死満塁のチャンス。元オリックス、巨人の谷佳知氏を叔父に持つ、福島武颯士外野手(3年)が豪快に左翼スタンドに放り込んだ。丸亀城西の左腕・雨嶋大和投手(3年)のインコースの直球を振り抜いた公式戦初本塁打。試合直後は「(満塁弾は)初めてのことで、本当に打ったのかまだわかりません」と、実感が湧かない様子だった。

 試合前日の全体練習後、今大会でベンチ外となった3年生に手伝ってもらい、ティー打撃や左投手対策を行った。「そこで感覚をつかめた。みんなの思いも背負って打ちました」と、仲間とともに放った一発に胸を張った。

 四回には仲村光陽内野手(3年)の3ランも飛びだし、大量15点を奪った。これで初戦から4戦すべてでコールド勝利。圧倒的な強さで勝ち進んでいる。「向かってくる相手をはねのけて勝ちたい」と仲村。13日の決勝、そして17日に控える甲子園交流戦の智弁和歌山戦へ、勝利だけを見据える。

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