オリックス 両リーグ最速借金10 AJ欠場…代役4番T岡田不発
「オリックス0-4ロッテ」(9日、京セラドーム大阪)
オリックスのT-岡田は外野で両手を膝についてうなだれ、打席では天を仰いだ。
今季3度目の完封負けで借金は両リーグ最速で10に達した。44試合目での2桁到達は最下位に沈んだ昨季よりも7試合早い。
試合前から不穏な空気が漂っていた。ジョーンズが右かかとの違和感で今季初の欠場。代役4番には3年ぶりにT-岡田が抜てきされた。相手4番は履正社の後輩・安田。くしくも先輩後輩対決の構図が出来上がった。
1点を追う八回1死満塁で打席が巡ってくるが三邪飛。安田が倒れ込みながら捕球する皮肉。九回の守りでは同じ1死満塁から安田に頭上を抜かれる適時二塁打。あまりにも対照的な結果となった。
4番の差で対ロッテは1勝10敗1分け。負け数がそのまま借金となった。
西村監督は「ホークスにも借金はあるんですけど、それ以外のチームとは互角、互角以上に戦えているわけですから。そういうチームを作ってはいけないというところですよね」と話した。11日からはジョーンズは復帰予定。切り替える。