巨人は今季3度目のドロー 坂本&丸が重症 打線に勢い生まれず

 10回、坂本(右)が空振り三振に倒れ、厳しい表情を見せる原監督(左から2人目)
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 「中日2-2巨人」(9日、ナゴヤドーム)

 巨人は打線に元気なく、今季3度目の引き分けとなった。

 打線に勢いが生まれない。六回終了時点でノーヒット。2点を追う七回には先頭大城の安打をきっかけに、ウィーラーが適時打。亀井の犠飛で追いついたが、リードは奪えなかった。

 九回は連打で無死一、二塁の絶好機。原監督はパーラで強攻策を仕掛けたが、初球を打って痛恨の二ゴロ併殺打。北村も凡退し、無得点に終わった。十回も2死満塁で中島に一本が出なかった。

 重症なのは主軸の坂本と丸。坂本は18打席、丸は23打席ノーヒット。4連敗中はともに安打が1本も出ていない。

 投手陣は中継ぎの宮国をオープナーで起用。3年ぶり先発で2回2失点だったが、その後は今村、鍵谷、大江、高梨、大竹、中川、田中豊と継投した。

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