埼玉栄・加藤が2本塁打7打点「新庄さんのようなプロ選手になりたい」
「高校野球埼玉大会・1回戦、埼玉栄13-0大宮」(9日、大宮公園野球場)
埼玉栄が14安打13得点の六回コールドで快勝した。1番・加藤真浩外野手(3年)が2本塁打を含む4安打7打点の活躍を見せた。
三回、1死一塁で右打席に立った加藤は「きた球に逆らわず振り切れた」と外角低めのストレートを右越えに運ぶ先制2ランでチームに流れを引き寄せた。六回には、2死満塁から左越えにたたき込むグランドスラム。加藤は2本ともに「とらえたなと確信できた」と笑顔を見せた。
尊敬している打者は元メジャーリーガーの松井秀喜氏だが、将来は「新庄さんのようなプロ選手になりたい」と話す加藤。「やるからには全力でチームをもり立てる」と頼れるリードオフマンが、華やかなプレーでチームを引っ張っていく。