巨人・戸郷「楽しめた」高2以来の甲子園で10K4勝目

 「阪神1-4巨人」(5日、甲子園球場)

 高2夏以来となる甲子園のマウンドに緊張しながらも圧巻の投球を披露した。巨人・戸郷が阪神戦に初登板初先発。プロ最多の106球、自己最長となる7回0/3を投げ、4安打1失点の好投。7月15日・広島戦以来の4勝目を飾った。

 「足の震えもありましたけど、投げられてうれしかった。楽しめたので良かった」。高卒2年目とは思えないほどの堂々たる投球。聖地での初勝利の余韻に浸った。

 ドラフト6位入団の右腕がドラフト1位右腕の藤浪に投げ勝った。最速152キロの直球にフォーク、スライダーで三振の山を築いた。七回には大山、ボーア、梅野を3者連続三振。プロ初の10三振を奪う快投に原監督も「粘り強く放ってくれた。(甲子園登板を)エネルギーに変えたんでしょう」と喜んだ。

 今や菅野に次ぐ4勝と首位を快走する原巨人のローテを支える。「まだ怖さを知らないので、知るまでは自分の投球をしていきたい」。弱冠20歳の右腕が怖い物知らずで勝ち星を重ねていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス