試合中に二塁→捕手→二塁、打っては2安打 東海大菅生のスーパー1年生・福原
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「高校野球西東京大会・準々決勝、東海大菅生11-4日大二」(3日、ダイワハウススタジアム八王子)
東海大菅生のスーパー1年生・福原聖矢捕手が持ち味のユーティリティーぶりを発揮した。「7番・二塁」で先発出場し、三回からはマスクをかぶって「ピッチャーにできるだけ低めを要求するようにしました」と先輩投手を懸命にリード。六回からは再び二塁に回った。
守備だけでなくバットでは2安打をマークした。走塁では二回先頭として四球で出塁すると、すかさず盗塁に成功。犠打で三進した直後の三ゴロで「思い切って行きました」と相手の隙を突いて本塁を陥れた。
輝かしい経歴の持ち主だ。小6時には侍ジャパンU12代表のメンバー入り。18、19年は2年連続で侍ジャパンU15代表にも選出された。「監督が使いやすいというか、どこでも守れるようないい仕事ができる選手になりたい」と新たなステージでも存在感を放っている。