早実・清宮福太郎は内野安打1本のみ 国士舘に敗れる
「高校野球西東京大会・準々決勝、国士舘4-1早実」(3日、ダイワハウススタジアム八王子)
ノーシードで出場した早実は昨秋王者の国士舘に屈し、準々決勝で姿を消した。日本ハム・清宮幸太郎内野手の弟である福太郎外野手(2年)は三塁への内野安打1本のみ。調布シニアの先輩である国士舘エース・中西健登投手(3年)の外角一辺倒の配球に苦しんだ。
和泉実監督は「まだまだ。自分のスイングが何もできていません」と評しつつ、2年生ながら4番を務めたスラッガーについて新チームでの奮起を期待した。昨秋は部内の不祥事で大会を辞退。コロナ禍で春の東京大会も中止になり、現チームにとっては最初で最後の公式戦で8強入りと奮闘したナインを「大したものだと思います」と称えた。