BC埼玉・田沢 日本のボールに「まだ違和感」も最速152キロ計測

力投する田沢純一=熊谷さくら運動公園野球場(撮影・園田高夫)
力投する田沢純一=熊谷さくら運動公園野球場(撮影・園田高夫)
捕手に指示する田沢純一=熊谷さくら運動公園野球場(撮影・園田高夫)
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 米大リーグ・レッドソックスなどで活躍し、ルートインBCリーグ・埼玉に入団した田沢純一投手(34)が31日、本拠地・熊谷での栃木戦でデビューを果たした。

 0-0の六回に2番手として登板。いきなり2者連続で三振を奪うなど、1回を無安打無失点。球団のスピードガンで最速は152キロをマークした。日本での公式戦マウンドは海を渡る前の08年以来。メジャー通算388試合に登板し、世界一にも輝いた右腕の快投デビューに、スタンドからは大きな拍手が起きた。

 日本のボールには「まだ違和感がある」という状態の中で、打者3人を12人で退ける順調な滑り出し。「五回(終了後)のグラウンド整備がアメリカはないので、出方が難しかった」と照れ笑いを浮かべた右腕。「いい緊張感を持ちながら、3人で終われて良かった。少しは貢献できたかな」と淡々と振り返った。この日は六回での登板だったが、今後は勝ちパターンの一角を担っていくという。

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