巨人 ファーム体制強化の理由「育成もソフトバンクと比較してどうなのかと」
巨人は31日、8月1日付で二岡智宏3軍総合コーチの3軍監督と井上真二3軍監督のファームディレクターへのそれぞれ就任を発表した。
若手選手の計画的な育成と戦力の底上げが狙いで井上3軍監督の1、2、3軍コーチ、スカウトなど豊富な経験を生かした人事と言う。大塚淳弘球団副代表(60)は「3軍監督ではなくて、まず、ファームディレクターを誰にするかというのが先にあった」と明かした。今後も育成選手を含めた若手強化への充実を図る。
同代表は「育成もソフトバンクと比較してどうなのかという話になった。取っている人数は一緒だけど、ソフトバンクの育成のほうが、甲斐、千賀、大竹、周東を含めてね。うちは10年で増田大、一人じゃないかと」。パで毎年優勝争いをするソフトバンクに負けじと、育成からのスター選手発掘にも全力を尽くしていく姿勢を明かした。
また、日本ハム、巨人で投手として活躍した矢貫俊之現1軍広報の8月1日付でのファームディレクター補佐就任も決まった。