巨人 東京ドームをコロナ対策大改修 総額100億円を投資
巨人は20日、都内で会見を開き、新型コロナウイルス対策として総額100億円規模で東京ドームを大改修すると発表した。
28日からの有観客試合にあわせ、予防へ万全を期した。空調の向上へは12億円を投資し冷房能力増強工事を行った。コンコースには大型送風機30台を設置。現状よりも1・5倍、換気能力をアップさせた。女子トイレは混雑緩和へ現在の1・6倍増の313穴、洗面台は220台に増設。手洗いスポットを12カ所新設した。
また、デジタル化を促進させ大型ビジョンの改修にも乗り出す。第1期工事の22年には現行の約2倍の大きさにし、第2期工事の23年には全体の横幅を126メートル、全体面積1073平方メートルと国内最大となる大型ビジョンを開設予定。山口寿一オーナーは「清潔、安全、快適なスタジアムをお客様に実感していただけるよう全力を挙げる。世界トップレベルの感染予防策を実現していきたい」と話した。