ヤクルト・清水、ついに失点 八回2被弾で逆転許す
「阪神-ヤクルト」(16日、甲子園球場)
ついに防御率0・00の壁が崩れた。ヤクルトの清水昇投手が八回に、同点弾と逆転弾を被弾。ここまでリーグ2位の快進撃を支えたリリーフが、今季初めて失点を許した。
大歓声に飲み込まれた。1点を勝ち越した直後の八回。清水がボーアを二ゴロに打ち取った直後に悲劇が待っていた。サンズに左翼への同点弾を浴びると、梅野には左前打、さらに福留にはバックスクリーンへの特大逆転弾を放り込まれた。
好投で、居場所を勝ち取ってきた。開幕1軍をつかむと、最初は負けゲームでの出番も多かったが、安定した成績を残し、高津監督も「8回の男」に大抜てき。これまで11試合に登板し、防御率0・00だった。