楽天・弓削が涙の負傷降板 打球直撃で続投も2球でストップ

 「楽天7-4西武」(16日、楽天生命パーク宮城)

 楽天・弓削隼人投手(26)が、涙の負傷降板となった。

 この日が今季4試合目の先発マウンド。初回から走者を背負いながら、要所を抑える投球。二回2死二塁では岡田の打球が右でん部付近に当たりながら、すぐに打球を拾い一塁へ送球して危機を脱するなど、三回まで無失点で切り抜けた。

 だが、2点リード出迎えた四回。先頭・栗山の打球は弓削の右ふくらはぎを直撃する内野安打。治療のためにベンチへ下がった左腕は、一度はマウンドへ戻って投球練習。患部の状態を確かめて続投となった。

 だが、中村に対して2球続けてボールとなると、再び伊藤投手コーチがマウンドへ。弓削と言葉を交わした後、交代の判断をした。マウンドを降りた直後から目を潤ませ、ベンチでは無念の降板に悔し泣きとなった。

 右ふくらはぎ打撲となった弓削は「前回負けていたので、勝つぞという意気込みは強かった。真っすぐで三振も取れていたし、状態が良かっただけに悔しかった」と心境を明かし、勝利へ導いたチームメートに「申し訳ない気持ちだったので、勝ちにつなげてくれて良かった」と感謝した。

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