ヤクルト村上、止まらない!出場試合数上回る21試合で24打点
「阪神-ヤクルト」(15日、甲子園球場)
ヤクルトの村上宗隆内野手(20)が止まらない。この日2本目の適時打で、21試合で24打点と大暴れ。得点圏打率は・462となった。
不動の4番が、チームを明るく照らす。審判の厳しい判定もあり、同点とされた直後の七回だ。代打・川端が中前打で出塁すると、坂口がきっちり犠打を決める。荒木も四球を選ぶと、青木が右前で続いた。1死満塁で、迎えるは村上。阪神ベンチは伊藤和に変えて、左腕・能見を投入した。
勝負が決したのは、カウント2-2からの5球目だった。144キロの直球を中前へ。「追い込まれていたので、何とか前に飛ばそうと必死に食らいついていきました。いい形になってよかったです」と、二走・荒木も一気にホームへ生還。2点を勝ち越した。初回にも先制適時打を放っている村上はこの日3打点の大暴れ。21試合の出場数を上回るペースで、打点を量産し、今季24打点目。勝負強さを見せつけている。