巨人・戸郷が6回無失点で勝ち投手の権利持ち降板 開幕3戦3勝なら桑田超え
「広島-巨人」(15日、マツダスタジアム)
巨人の戸郷翔征投手が先発し6回をわずか2安打の無失点に抑え、勝ち投手の権利を得て降板した。七回を終えた時点で巨人が11-0とリードしており、球団では87年桑田真澄以来の高卒2年目投手の開幕3連勝が見えてきた。
立ち上がりから制球に苦しむK・ジョンソンとは対象的にテンポよく投げ込んだ。初回、ピレラ、菊池涼、西川を3者凡退に抑えると、二回以降も安定した投球で応えた。
四回2死まで一人の走者も出さず。五回2死から田中広に右前への打球をパーラが後逸し三塁打となったが、代打・長野を投ゴロに抑えた。
七回の攻撃で打順がまわったところで代打・丸が送られ降板した。2度の登板が、雨天中止により6月30日以来のマウンドだったが、快投で応えた。
高卒2年目までの開幕3連勝を達成すれば、巨人では4戦3勝(3試合目が勝敗つかず)した1987年の桑田真澄以来となる。また3戦3勝での開幕3連勝は、高卒2年目以内では球団初となる。