引き分けを挟んで4連勝中のヤクルトが、虎退治で首位を死守する。息を吹き返した阪神打線をどう抑えるかがカギとなる。4番で打率・529と大当たりしている大山、甲子園に戻ってから2本塁打のボーアが好調。2人の前に走者を出さないことが、勝利への近道となる。
先陣を切るのが、中10日で先発する石川だ。開幕から3試合で0勝1敗。好投しながら勝てなかった試合もあるだけに、高津監督は13日、「石川にどんな形であれ、5回で5点取られたとしても彼に勝ちを付けたいという思いが強い」と話す。エースの今季初勝利で連勝を伸ばし、首位街道を突き進む。