ヤクルト 首位浮上!村上がリーグ一番乗り20打点!
「巨人2-3ヤクルト」(12日、ほっともっとフィールド神戸)
ヤクルト・村上が3安打2打点の活躍で、チームを昨年4月20日以来の首位に浮上させた。2-1の五回2死一、二塁では桜井のカットボールを右前へ適時打。リードを広げて今季の打点をリーグ一番乗りで20とし「点を取られた直後の攻めだったので取り返したかった。積極的に仕掛けることができた」と喜んだ。
一回2死一塁では先制打。左中間深くへ飛球を打ち上げると、左翼・亀井と中堅・丸が連係を欠いて打球が芝生に落ち、幸運な適時二塁打となった。
新人王に輝いた昨季は36本塁打を放った一方、打率は・231と穴が大きかった。今季は構えがどっしりとし、ここまで打率・357で「チームの勝利に貢献したい」とこだわる打点を稼いでいる。20歳にして4番打者の風格が漂い始めた。