ヤクルト・ドラ1奥川、ライバル斬り2回0封 最速154キロ

 「イースタン、DeNA0-4ヤクルト」(11日、平塚球場)

 ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(19)=星稜=が10日、イースタン・DeNA戦(平塚)でプロ3度目となる先発で登板。一回の先頭で同1位・森(桐蔭学園)と対戦し、高校日本代表のチームメートを1球目の148キロ直球で中飛に仕留めた。

 「もちろん、打たれたくなかった。真っすぐを待っているのが分かっていたので、真っすぐでいきたかった」と奥川。昨夏の甲子園で延長14回の激戦を演じた2番の同4位・東妻(智弁和歌山)にも真っ向勝負。「打たれたくない気持ちが特に強かった」という相手からはスライダーで空振り三振を奪った。

 続く楠本には153キロの直球を中前に運ばれ、プロ初被安打を記録したが、この日許した安打はこの1本のみで、プロ最長の2回を無失点。計22球で3個の三振を奪い、最速は自己最速タイの154キロをマークした。

 7月中の1軍デビューを目指していた新人右腕は登板後、「(1軍昇格は)まだまだ先かなと思う。目の前の一試合一試合を考えたい」と強調。焦ることなく、ステップアップしていく。

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