原巨人、今季初3連敗 荒れ荒れ坂本&大城拙守…ミスター超え1035勝足踏み

 「巨人4-9ヤクルト」(11日、ほっともっとフィールド神戸)

 巨人・原監督はベンチの後方で腕を組み、険しい表情でグラウンドを見つめた。雨天中止から一夜明け、午後6時30分に始まった一日遅れの有観客初戦。「なかなか流れがこっちにこなかったですね」。オレンジに染まるスタンドから何度も勇気づけられたが、2つの拙守が敗戦につながった。

 逆転した直後の二回に左脇腹の違和感から復帰した坂本が平凡な遊ゴロを一塁に悪送球。主将の今季初失策で潮目が変わった。その後に同点とされ、四回は左翼・亀井の本塁への好返球を大城が落球(記録は左犠飛)。これが決勝点となった。

 原監督は大城のミスについて「私も何も弁解することはできない」と苦笑い。リリーフ陣が終盤に打ち込まれ、勝利は遠のいた。

 指揮官の長嶋氏を超える監督通算1035勝目はまたも持ち越しとなり、雨天中止3試合を挟んで今季初の3連敗。2位・ヤクルトとのゲーム差は0・5。原監督は「明日またいいゲームをする」と手綱を締め直した。

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